2014年10月30日木曜日
戦略的・異性愛幸福論① 「化粧も服もがんばっているのに彼氏ができない」 part.1
武野です。
最近、お話する機会もめっきり減っていたのですが、僕は大学生のときに友達が片手の指の数くらいしかおらず、大学にもぜんぜん通っていませんでした。
いわゆるカス大学生です。
しかし、数少ない注力したものの一つに、女性のお尻を追いかける、ということがありました。
この部分だけ切り取ると僕がスケコマシのように見えますが、実際には高校生から大学1回生の間、僕の見た目は
綾小路きみまろそのもの
であり、血縁関係を疑うほどでした。
とてもリア充然とした風体でなければ、そんな生活でもありませんでした。
(その苦悩の様子は凡人内定戦略の第1章を参照)
とはいえ、異性との関わりを楽しむという意味で一定数の成果をあげられ、それは僕が血反吐をしながら、心因性の腹痛に悩みながら、モテるとはなんぞや、と日がな一日、考えた末だと自分では思っています。
すると思考はいつしか展開を見せ、最終的には、異性愛とは何ぞや、と考えるようになり、しばらくして一つの結論に至ります。
それは、異性という存在を考える先にあるものは
自分が幸福を得る方法
だということです。異性愛の充実が人生の幸福に直結することは、多くの人が自分の経験から知っているはずです。
ときに依存して、破滅する人もいるくらいなのですから。
そして、それは戦略的に語られなければなりません。
異性愛はとかく感覚的に、漠然と語られます。
フィーリング、そんな言葉を聞き飽きました。
そんな超感覚的なものに、自分が幸福を得る方法を任せたくありません。
考えていきます。戦略的異性愛幸福論。
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こんな質問がAsk.fmに送られてきました。
20歳の女子大生ですが、彼氏がいたことがありません。
ずっと女子校にいたのですが、インカレに入って、男の子ともふつうにご飯に行ったりできるようになりましたが、できません泣
化粧や服など自分なりに頑張ってはいます…
女性の尻を追いかけていたという武野さんにアドバイスをいただけたら嬉しいです…!
著作を読んでいただいていると察しており、その点に関しては心からの謝辞を贈りたいのですが、よくもこんなコミュ障を捕まえて恋愛相談をしようと思ったものです。
尻ね。
追いかけてましたよ。それはもう、ありったけのお尻をかき集めて、探し物を探しにいきましたよ。
まず一つ、男性(僕)に相談していることが素晴らしいと思います。
(20歳女子大生から相談してもらえてむせび泣くくらい嬉しいからではありません)
もちろん同性に相談することが無意味ではないのですが、女性は人生のなかで女性の視点しか持ってこなかったわけで、
少なくとも「相手からどう見えるか」という点にはついて、経験値に圧倒的な差があります。
20歳だとしたら、20年の年季の違いがあります。
もちろん、男女、逆の場合も同じです。
新卒就活で考えてみましょう。
就活生がこれから面接を受けるとして、自分が第一印象としてどう見えるかを、面接前に知っておきたいと思った。
アナタならどっちに聞きますか。
A 友達の就活生
B 3年目の会社員の知り合い
ふつうはBですね。
友達の就活生の意見も無駄ではないですが、基本的には自分と同じ経験値しか持っていない人間の意見は、ある程度、自分でもわかるわけです。
それは「見た目をどう感じるか」という感覚的な面でも同じです。
一方、社会人3年目の知り合いは就活も経験していますし、なにより会社員として3年を過ごしているわけですから、例えば主に面接官になるであろうオッサン連中の感覚も少しは想像しやすいはずです。
これが経験値の違いです。
異性愛幸福戦略①【面接官はオッサン理論】
⇒「『どう見えるか』は異性の経験値を生かす」
また、見た目ではなく、その他の対人関係上の相談でも、異性の観点は役に立ちます。
理由は
同性の場合、意見に『同情』の念が込められてしまうから
です。
逆の言い方をすると
異性の場合は冷徹に考えることができます。
別に同情といっても憐れみとかではなく、同性としてのバイアスがかかって、同じ立場で考えてしまう面がありますよね。
しかし異性は客観的観点から、相手側の立場で話すことが可能です。少なくとも自分より。
例えばそれぞれが持ちやすい『欲望』も想像しやすいわけです。
もっとも分かりやすいのは男性の性欲でしょう。
女子「元彼がしょっちゅう会おうって連絡してくるの」
男子「それSEXしたいだけやで」
女子「……」
男子「だって俺もそうやもん」
みたいなね。
もちろんいろんな事由がありますから、上記例は一概に言えませんが、男女には想像では到達できない「感覚の違い」があるわけです。
それが同性の場合は理解できるからこそ、冷徹に意見することができます。
とはいえ、感覚の違いがあるがゆえに、受け入れられない人も多いのが男女関係の難しいところですね。一意見として参考にすることは、ぜひしてほしいものです。
僕も昔、狙っていた女の子からのメールにハートが入っていて喜んでいたら、ある日知り合いの女子に
「女はハートを使っている自分がかわいいと思うときにしか使わん」
と言われて、僕を中心にして辺りに激震が走ったことを覚えています。
僕に対する愛情表現ではなかったのかと。
当時の僕はハートを使われただけで通帳を預けてしまうくらいの純情者でしたゆえ。
異性愛幸福戦略②「それSEXしたいだけやで理論」
⇒異性は同情なき、冷徹な意見をくれる。
というわけで、リアル人間に相談するとしたら、ぜひ異性の協力を仰ぐとよいでしょう。
もちろん同性の意見も貴重ですが、話しやすいからという理由で同性にだけ相談して異性をないがしろにするのは大きな損失です。
僕の知り合いの女子が、ある日、友達の男子に質問してみたそうです。
「何で私って彼氏できひんの?」
勇気を振り絞ったと思います。場合によっては恥となるでしょう。
男子は答えました。
「なんか女に見えへん」
なんて貴重な意見でしょうか。
僕だったらその場で自傷行為に走るくらい傷ついたでしょうが、彼女はメンタルが強かったので大丈夫でした。
女に見えへん、という意見は、つまり
何かしらの女性性の欠如
とでもいいますか、男子が異性を相手にして魅力的に感じるものがない、ということです。
無意識の行為や、努力の方向性の間違いなどがあったと予想できます。
具体的な対策を練るきっかけを彼女は得られました。
アナタの場合はどうでしょうか。
~まだ話の半分ですが、続きは次回~
安らかに。
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