平成ベビーの会社員。

「会社でうまく笑えない。」「会社対策会議」「戦略的・異性愛幸福論」など、ブログ内連載中。

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2014年3月15日土曜日

会社でうまく笑えない。④ ~会社には2種類の人間がいる。実力派と演技派だ~



武野です。





生まれて初めてすっぽんを食べました。

そしたら女将さんが


「頭の部分は一つしかないからね、じゃあお兄さんに食べてもらおうかな!」


と言いながら菜ばしで摘んだ頭を向けてきて


「ほら!しゃぶってしゃぶって!」


と言ってきました。





















武野「は、はいィっ!しゃぶっ、ンほぉっ、しゃぶしゃぶぅ、ンぶっ、ンもううう」



武野、24歳にして初めて亀頭をしゃぶる。


(非常においしかったです)






全ての社会人は実力派と演技派に分かれる。



のではないかと最近、思い始めました。



最近の日本企業では評価制度を実力主義に切り替えようという動きがあったそうですが、なかなかどうしてうまく進んでいないそうです。
それまでに慣れてきた「人に対する見方」というのはそう易々とは変えられないでしょう。


会社員になってわかったことに「世の中に正当な評価なんてほとんど存在しない」ということです。


これは決してネガティブな意味ではなくて、完全に実績(数字)だけで見られる評価なら別ですが、世の中にある評価というもののほとんどには「評価する人」がいて、その人の人間性や、評価対象に対する印象によって、ばらつきが出てきてしまうということです。

これはどんな時代でも不変だと思います。



もう一度言いますけれど、批判するつもりなんて全くありません。

大事なのは現状を受け入れた上で、どうやって乗り越えていくかです。

そもそも就活の面接と同じで、人と人が向かい合わければできないことなんですから、変えられないものは確実にあります。
批判するだけなら誰でもできるんです。



さて、話を戻して


全ての社会人は実力派と演技派に分かれる


わけです。


実力派は文字通りの意味で高い実力を有していてそれに伴った結果が出せる人のこと、

演技派は「人にどうやったら気に入られるかを心得ていてそのとおりに自分を作れる人」です。


上記のことを含めると、演技派が有利ですね。


だって、本当に極端なことを言えば、実力が伴ってなくてもいいわけです。
周囲が助けてくれますし、もっと言えば上に引っ張り上げてくれる人もいるかもしれません。だって自分のことを気に入ってくれているわけですから。

(もちろん実力派の人が演技もできたら最強なんですけど)



演技派は実力無きものが生き残っていくための術となり得ます。

コミュニケーション能力も実力のうちでしょうから、コミュ障にとっても身につけていて損はない能力であるはずです。



早速、その演技派になるためのコツを一つ、ご紹介します。



それは


自分のなかから「嫌」を無くすこと


です。

これに気をつけるだけでかなり人から好印象を受けることができます。


いくつか例を挙げると、


・仕事を嫌がらない

・お誘いを嫌がらない

・嫌な顔をしない

・人の嫌な部分を言わない


などです。

人は「嫌」という感情にけっこう敏感なもので、相手がそれを見せると、身構えてしまったり、関わり辛さを感じてしまったりします。

たとえば上司が仕事を部下にさせようとするとき、まともな人間ならば、少しくらいは後ろめたさを感じているものです。

それに対して「いいっすよ!(ニカッ」なんて言ったら、お願いした側は「ええ奴やなぁ~」となります。

しかし、そこで「……ゎかりましたよ」なんてブスっとした顔で言えば、同じように仕事はしているのに評価が違ってきてしまいます。もったいないですね。


また別の観点で、特に会社に限ったことではないですが、人が集まったらそこでは必ず噂話やら悪口やらが生まれます。


特に問題なのが、悪口。

言っている間は話している者同士で楽しんでいるかもしれませんが、その場を離れたら「ああ、あいつは悪口を言うタイプの人間なんだな」というように思われます。

結果的にあんまり信用されません。
つまり好かれません。



要は「嫌」には人を自分から離れさせる力があるということです。


気の届く範囲で、自分から無くしてみることを進めます。
会社なんて狭い人間関係のなかで、これほど有効に働くものも少ないと思います。









ちなみに僕は自分の感情が死ぬほど顔に出るタイプなので、上記のことを特に気をつけないといけないタイプです。

個人的なことを言えば、僕は「低く見積もられること」と「自分の好みを正解の判断基準と勘違いして命令されること」が大嫌いなのですが、これをやられると






こんな顔になります。
(詳細は漫画「ベルセルク」を読みましょう)











ここからは読んでもらわなくてもいいのですが、

多少なりとも会社に勤めていれば、誰でも演技をしていると思います。

それが悪いこととは思いませんし、一つの能力だと思うのですが、どうしても僕は受け入れられない部分があります。

自分が確実に間違っていると思うことを、間違っていると表現せずに受け入れることが良いとされるのは、とてもつまらないことだと思うのです。

上記したテクニックが不必要なものだとは思いませんし、僕も出来る限り使っているつもりです。

でも、僕はできるだけ長い間、自分が正しくないと思うことを正しくないと表現できるように、心がけていきたいと思います。
その上で自分が間違っている部分を直していきます。そのつもりはあります。


長く働くうちに、昔は間違っていると思っていたものに違和感を覚えなくなることが、人としていちばん悲しいことじゃないでしょうか。
それこそ仕事にとり殺されています。

僕は自分も自分の周りも気持ちよく仕事ができるように何ができるか、考えていきます。

青びょうたんのたわ言だと言われたらそれまでですが、僕はいまそう思っています。




ではでは。

すっぽんは雑炊ががちでうまい。

















安らかに。





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