平成ベビーの会社員。

「会社でうまく笑えない。」「会社対策会議」「戦略的・異性愛幸福論」など、ブログ内連載中。

他のブログ 「無能の就活。」

2014年1月20日月曜日

会社でうまく笑えない。②~「はい」と「すみません」だけで会話を回した先に……part.2~



武野です。

最近、興味があるものはサイゼリヤです。


というか僕は人生の伴侶をサイゼリヤに決めておりまして

もうすぐ来たる24歳の誕生日を1人でサイゼリヤで祝うという、いわば結納を予定しております。



サイゼリヤではかなり頑張っても一人あたりの会計は2000円を超えないので、2000円を1サイゼリヤとカウントして日常の計算に役立てることができます。

いわゆる『うまい棒換算』のようなもので、
日常生活の無駄遣いなどを減らすことができたりします。おすすめです。



本題。



『会社でうまく笑えない。』は第2回を迎え、そして今回は前回の続き


~「はい」と「すみません」だけで会話をまわした先に~part.2

です。

(実兄とは別に、僕の本にイラストを描いてくれているネジハラさんに4コマを描いてもらいました)

































































































「はい」と「すみません」だけでも、意外と業務は進めることができます。


とりあえず謝って、肯定したり、受託したりしているだけですから、何かを指示されても、そのままデスクに戻るなりして作業をすればいいだけです。



しかし、必ず、こんな場面がやってきます。



「お前、はいはい言ってるけど、ほんとに分かってんの!?」


「お前、はいって言ったくせに、ぜんぜんできてねーじゃねーか!」


「すみませんじゃなくて、お前はどう考えてんの!?」



自分で書いてて心臓がばくばくしてくるのですが、これのどれかを体験したことのあるコミュ障の方は多いのではないでしょうか。



はっきり言って


イラつきます


からね。


いつもモジモジしてて、なんか表情も少ないし、喋りもしないし、何を考えてるかわからないし、
(もう僕を殺してくれ)










何を考えているかわからない――



実はここにコミュ障が会社で生きるための一歩が隠されています。


コミュ障がイラつかれて、風当たりが強くなってしまう原因の多くが



意思表示をしない



ことにあります。


仮にあなたがサイゼリヤの店員で、客の注文をとりにいったとしましょう。


アナタ「ご注文は何になさいますでしょうか」

客「あっ、はい……」

メニューをぱらぱらとめくる

アナタ「……」

客「……」

アナタ「……後ほど、お伺いしますね」



再び注文をとりにいくアナタ。

アナタ「ご注文は何になさいますでしょうか」

客「あっ、はい……」

メニューをぱらぱらとめくる

アナタ「……」

客「……」



アナタ「決まらないんだったら『まだ迷っているんでちょっと待ってください!』とか何とか言えやぁッ!」


すかさずアナタはセルフサービスのオリーブオイルを客の頭にぶっかけてぺペロンチーノに仕上げているでしょうね。


つまり、何でもいいから『いまの私はこういう状態なんです』もしくは『いまの私はこう考えています』と伝えることが大切であり、

それはかなり多くの場合で状況を少し円滑にすることができるのです。





そんなときにオススメしたいセリフの一つが


「わかりません」


です。




ぶち切れられると心配しているんでしょう。


安心しなさい。


仮にアナタが誰かに指示を受けている、もしくは教えてもらっている立場だとして、


その人たちにはほとんどの場合でアナタに正確に伝える、もしくは理解させる責任があります。


教育係の立場の人などは当たり前ですが、上司であっても、アナタが「わかりません」って言っているにも関わらずに仕事をぶん投げて失敗したら、それは上司の責任です。

だから、ほぼ確実に

「いや、だからぁッ!」

と言いながら、もう一度教えてくれます。

もしくは「どこが!?」と言って、会話を先導してくれます。答えればいいだけです。



そもそも、これはめっちゃ怖い人を想定していますけれど、ふつうの人は若い社員が「わかりません」と言ったら、教えてくれます。

もし教えてくれない嫌な人ばかりだったら、その職場環境はうんこですから、別の手立てをいずれ書きます。




指示が理解できていなかったら「わかりません」

納得ができないことがあったら「わかりません」

飲み会の雑談についていけなかったら「わかりません」



大事なのは「わかりません」を起点にして、自分の考えを少しでも述べることです。

それと、もちろん「わからない」のは良くないことなので、教えてくれることへの感謝は忘れてはいけませんし、「わかりません」から発展させていく姿勢は必ず意識しないといけません。


そこでしっかりと感謝を表現できる人が、会社で好かれる人だと思います。


もう一度、書きますが

「はい」と「すみません」しか言えない人がムカつかれたりしてしまうのは、そこにその人の意思が周囲からは感じ取れることができないからです。

どんな人間で何を考えているのかはっきりとわからない人を、かわいがろうとする人はほとんどいません。


口答えのようになっても、ひねり出したものでもいいから、ただ一言「わかりません」というだけで、変わるものもあるかもしれません。








あ、僕ですか。


一番わからないのは友達の作り方ですかね。

ははは。





安らかに。




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