平成ベビーの会社員。

「会社でうまく笑えない。」「会社対策会議」「戦略的・異性愛幸福論」など、ブログ内連載中。

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2014年8月27日水曜日

「ランチタイムを制するものは仕事を制する」 若手会社員5つのお約束


武野です。


マイナビニュースでコラムを書かせていただきました。



「ランチタイムを制するものは仕事を制する」 若手社員5つのお約束



以下、まったくの余談です。

僕はすべてのランチタイムを外食で済ませているのですが、2年半も同じところで勤務していれば、当然近隣のめぼしい飲食店はすべて制覇してしまいます。

とはいえ飲食店は特にビジネス街では入れ替わりが激しいため、新規開店のお店もちらほら。


そこにできた中華料理屋さんが、今かなりお気に入りなのです。
週3ペースで通っています。

フロアのメインである中国人姉妹はおそらく僕に恋をしていることでしょう。

だって完全に顔を覚えられているものですから、会計をしたあとには他にも会社の先輩がいるのに、僕にだけ「また明日ね~」と言って手を振ってきます。

お昼から夜のお店の雰囲気まで楽しんでしまっています。
(キャバクラには行ったことがないのでイメージですが)


恐らく店で一番の常連は僕なので(なぜか土曜日にまで行ってしまったこともある)、僕が頼むのはメニューに乗っていない料理です。

「水餃子セット」といいまして、麻婆豆腐丼とスープ餃子(?)のセットです。
今の僕の体の半分はラー油で構成されているはずです。それくらい常食しています。

店員さんも僕がそのお店の麻婆豆腐を愛していることが伝わっているようで、ぜんぜん関係ないから揚げ定食を極まれに頼んだときも、お椀に入ったごはんが麻婆豆腐丼になって出てくるほどです。



僕は開店当初から恐らく半年近く通っていますが、これも僕の愛着を強めた要因です。

やはり開店当初はうまくお店がまわせなかったようで、店全体が混乱していました。
料理を出すのが遅くなってしまって、心が荒んでいるサラリーマンにキレられたりしているわけです。
それを見るたびに僕は心で泣いていました。

そして僕は傷心の店員さんに言うわけです。
「麻婆豆腐丼、おかわり。少なめで」


AKBみたいなもんですよね。

俺が育てとる、みたいなね。


一番の常連であると同時に、最も店員さんを観察している人間である自負もあるので気付いたことがあります。


お店は2階まであるのですが、階段がけっこう急なつくりになっています。
僕みたいな引きこもりのもやし野郎では、2往復でもキツいくらいです。


上記した「みそらーめんセットを待てないサラリーマンぶちギレ事件」以来、その中国人の姉妹はすさまじい速度で階段を駆け上がるようになりました

そして他にもいろいろと工夫したのでしょうが、料理をだすスピードは格段にあがり、店内には階段を上り龍のごとく駆け上がる足音が響くようになりました。






1か月後には尋常じゃないくらい店員さんは痩せていました。

そして太ももがめちゃくちゃ太くなっていました。

階段をあがる速度も、人間のそれではありません。


僕は人間の可能性、努力の大切さ、そして中国人のポテンシャルの高さに圧倒されながら、今日も水餃子セットを食らっていました。

あと最後に望むことがあるとすれば、店員さんの年齢が20歳くらい若ければたぶん同い年くらいになっただろう、ということです。


ああ、今日も食べたばかりなのに、麻婆豆腐丼が食べたい。
なんか入ってんじゃねぇか



安らかに。

2014年8月25日月曜日

若手会社員の快適ランチwith上司や先輩 5つのお約束


武野です。


マイナビニュースでコラムを書きました。


若手会社員の快適ランチwith上司や先輩 5つのお約束


まったく記事と関係ありませんが、最近デスクの引き出しがお菓子で溢れかえっております。

おまけに冷蔵庫もアイスで溢れかえっています。


もはや会社に何をしにきているのかわからなくなりかけますが、これは一種の越冬の準備なのです。


お菓子やアイスを買って結局、暑さのせいで食欲がなくて食べないということを繰り返した結果なのですが、そうやって貯蓄した食物はゆっくりと時間をかけて消費されていきます。

だからお金の無駄とかではないのです。



あと、会社ってみんながお土産やら何やらをくれるのでおやつという存在にはあまり困りません。

しかし、お土産とは総じてクオリティが低いので、満足感はありません。


ていうか、建前上配っておかなければいけないと思って買われてくるお菓子で溢れかえるんですよね。
それがクオリティの低さに拍車をかけています。

あれこそ無駄の権化だと思います。
あのお金で僕はみんなで安居酒屋にいきたいです。


ではでは。

安らかに。

2014年8月24日日曜日

後輩や部下にがっかりされない飲み会スタンスを考察する


武野です。

マイナビニュースでコラムをかきました。



後輩や部下にがっかりされない飲み会スタンスを考察する


幼いときから漫画やら何やらで「会社の飲み会は面倒くさいもの」という刷り込みが多くの平成ベビーになされていると思うのですが、僕はあまり億劫だと思ったことがありません。

僕はお酒が飲めませんが特に強要されたこともないですし(ノリ的にあったとしても周囲が止めてくれましたし)、説教まみれにされたこともありません。


結局、職場の人との関係性に依拠するんでしょうね。
飲み会に限らず、きっと退職する理由なども、ここに帰着してしまうんでしょう。

いろいろ、考えます。




いつまでも恵まれた環境にいれるとは、限りません。

安らかに。

2014年8月10日日曜日

会社でうまく笑えない。⑦ ~小学校の「シャーペン禁止」は会社でも?~


武野です。
まずは先に言っておきたいんですが、


G-SH○CKは最高のブランドです。

この記事を見てください。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1185254


タフネスという領域でこだわりをこれだけ突き詰めているブランドが世界にどれほどあるでしょうか。

日本のものづくりはすごいです。
カシ○さん、世界に誇るメーカーです。
(最近のG-SHOCKでデザインも進化しているので気になる人はオフィシャルサイト見てみると良いです)





ただね。


やはり合わないと思うんですよ、一般的なG-SH○CKとスーツって。

これだけは悲しいですが事実です。
社内で着けている人は「スーツに合わせる時計ちゃうやろ、ぷすす」と笑いものにされます。




しかしこのネジハラさんが着けていた時計は僕も実際に拝見したことがありまして、

少々武骨な雰囲気はかのブランドの味を残しつつ、メタリックで、スーツにもよく馴染むデザインでした。

(僕も個人的に購入しようと思って探し回りましたが既に絶版でした。残念)




上記の漫画はネジハラさんが実際に体験したエピソードです。



マナー講師による服装の講習を受け、現在の身だしなみチェックを行ったところ、ぱっと見でOKが出たのにG-SH○CKとわかったら「G-SH○CKはあかんわー」とこき下ろし始めたという謎に満ちたお話。



要は

『実質には問題がないのに、枠組みから外れていたらディスる』

ということです。





例えば、スマホ問題をよく耳にします。


時間をスマホで確認してはいけない、とか。

腕時計は機能的に言えば必需品ではありません。
スマホの多機能性の前には腕時計が太刀打ちできようはずないのです。



他には

・スマホでメモをとってはいかない

・スケジュール管理をしてはいけない

とか。
理由は不明です。

僕は腕時計もスケジュール帳も好きなのでこの点には苦労していませんが、機能性や効率性を追及する人からすればたまったものではないですね。





会社や仕事にはそういったものが溢れています。



退勤するのは偉い順、とか最たる例ですね。
早く帰れる人から帰ったほうがいいに決まっているわけです。

未だにそんな風習のある会社があると聞くことが驚きです。



メール作法でも同様のことがあります。
「メールの最後は『よろしくお願いいたします』で締めろ」など。「ありがとうございました」で締めてもええやないか、と。



言葉遣いにも多いですね。

これは僕が体験したエピソードですが、昨日のことを「先日」って言ったら

「昨日は昨日(さくじつ)だよーッ!ヒャーッ!」

とやたらテンションをあげながら指摘されたことがあります。

昨日は先日のなかに含まれているはずなので、僕は間違っていないのですが。






小学校のシャーペン禁止みたいですよね。


バトエン禁止なら理解できますよ。遊んじゃいますからね。
バトエンのおもしろさは、教室をアヘン窟と化すだけの中毒性がありましたから、あんな危険なものは持ち込んではいけません。



アヘン窟:社会の教科書に出てくる昔のアヘンを吸うためのお店)

バトエン:バトル鉛筆。ゆとり世代の青春。今も発売しているらしい。


今にして思えばシャーペン禁止は高級品などの盗難防止策かなと思いますが、小学生相手でも説き伏せられる教師にこれまであったことがないので、当時僕が会っていた教師は「ダメだからダメ」と考えていたのでしょう。



話がずれました。




理由なきルールはエゴである。


何かにつけ日本人はマイノリティになることを嫌がります(日本人以外もそうかもしれませんが)。
それが不文律のようなものになって、それに倣わないものは「悪」と認識されます。




確かに倣うべきことも多いと思います。

例えば「時計をしていない状態は異常」という通念ができあがってしまっている環境なり相手に対して、ノー腕時計を貫くのはマナー違反となります。

ていうか、そう捉えられます。

これはもうこちらがどう思っているかなどは関係なく、そうなります。



ですから


譲るべきことと譲らないべきことを明確化すること


が必要なわけです。

深く考え出したら、理由もなければ非効率だし、愚の骨頂ではないかと思うことが会社には溢れています。
ていうか社会には溢れています。


深く考えたほうが負けなんです。
意固地でいるやつが損をするようにできています。



そしてたいていそういった不文律の強制は年次を経るにつれて感じなくなってきます

それは「それがその人のスタイルだ」と周囲が認識し始めるからです。



ですから、それまでは基本的には倣っていく姿勢でいましょう。よく考えたらそうしても自分には不利益がないことが多いです。



しかし、もしも何か理由があって、自分の思うことを貫きたいことがあるならば、そうするべきだと思います。


なぜなら相手にはルールがないからです。
アナタは間違っていません。


しかし

「理由がないから倣わなくていい」は薄汚れた大人の世界ではほとんど通用しない

ということを覚えておきましょう。


そうやって受け入れてあげるだけの気持ちを恣意的に持とうとすることが、結果的に自分の心に安寧をもたらすわけです。



反発しなくていい方法ですから、特にコミュ障の人は楽ですよ~。いえい。







安らかに。



2014年8月8日金曜日

悪口大会の飲み会をうまく回避するに必要な『褒めテク』



武野です。


マイナビニュースさんに記事をご掲載いただきました。



悪口大会の飲み会をうまく回避するに必要な『褒めテク』



よろしければご覧ください。





全然関係ありませんが、「濃いカルピスを飲むのが小さい頃からの夢」という人がいますが、僕はあまり共感できません。

というのは、そこは


ミロだろ


と、思うわけです。

カルピスもよいのですが、ミロを差し置いてはいけないでしょう。怒りますよ、ほんと。





最近ミロばっかり飲んでいます。



安らかに。






2014年8月1日金曜日

平成ベビーと「目上の人に対する挨拶」


武野です。

今日は挨拶について思うところがあったので題材にします。



新入社員研修などでは社会人としてのマナーを教え込まれます。
挨拶はおそらく最初に指導され、かつ重要度が高いものでしょう。


挨拶は一日のはじまり
気持ちのよい日は気持ちの良い挨拶から

など、小学校時代の標語が思い起こされますね。
(全然関係ないですけど特に友達も多くなかった僕からすると、あの多種の人間が押し込められて絶対王政を敷く教師に抑圧されるあの環境はとても苦手でした)


ちなみに僕はこの挨拶が結構苦手です。

というのもいざ挨拶をしなければいけないタイミングに出くわしたとき、「返ってこなかったらどうしよう」などと思い、躊躇してしまうからです。

気にしすぎ系人見知りの典型といえます。

どう考えても結論は「どうということもない」なわけですが、返ってこなかったときに自分が凹むことが分かっているので、苦手意識があります。



逆に「しなきゃいけない」という強迫観念にかられているので、僕は挨拶は大切にしているつもりです。


そんなところで考えるわけですが、

挨拶できない人っていますよね。


ここからは僕の個人的体験は述べませんが、知り合いに聞いてみても、それはそれは大勢いらっしゃるようです。


お前ら、マナー研修を受け取るんちゃうんかい、と。

学ばねーな、と。

その点だけでいえば新入社員のほうがよっぽど『会社員』しとるわ、と。



とはいえ、個人的にはしなくてもいいと思うんです。

「挨拶しなければいけない」「挨拶は素晴らしいものだ」なんて、そんな空気が漂っているだけですから、何か別の考えがあるのなら、それでいいと思います。
仮にそれで不利益を被るとしたら、本人なのですから、それは個人の都合です。



しかしながら、いるそうなんですよ。

相手を選んで挨拶する人が。


要は

目上の人には挨拶して、目下の人には挨拶しない

っていうね。


おかしいやろ。

どんだけ打算的やねん、と。

ていうか、後輩の同期飲み会とかで

「あの人、挨拶しねーんだけどww完全シカトwww意味不明wwかっこいいと思ってんのかなwww」

って悪口言われるだけだよ、と。



挨拶をしないことで何かのプライドを守っているのでしょうか。

別に挨拶なんて「うーす」でもいいわけじゃないですか、後輩からしたら。
何なら「ちょりりーん」とか「うぃっす、ふぃーす」とかでも僕は嬉しいですよ。


別に言葉を求めているわけじゃなくて、反応が欲しいだけですからね。

ていうか、無駄に相手を委縮させるだけです。
(この「委縮」っていうワードは別のところでも是非掘り下げたい)




考えてほしいんですよ。

後輩が目上の人に対してどれだけ勇気をだして挨拶をしているか。



後輩(あ!○○さんが前方にいる!)


後輩(このまま行ったらすれ違うなー)


後輩(ていうか既に視界に入っているよな……)


後輩(気付いてるかな?気づいてるよなー、やべぇ、もうけっこう近いぞっ)


後輩「お、おは、おはようございまっすっ……」



目上の人 チラッ スー(素通り)


後輩「…………」




聞こえ取ったやろ!耳垢の掃除しとる!?

っていうね。
そのあと後輩は30分くらいは悶々とするでしょう。


後輩からしたら、顔見知り程度の目上の人から元気な挨拶が返ってきただけで、結構テンションあがります。

それだけで評価だだ上がりですよ。
だってそれ以外に接点がないわけですから。




というわけで、僕は心に決めておるのです。

どんだけ年次があがっても、挨拶だけはちゃんとしよう、と。
(とはいえ僕は100%出世するタイプではないので目上の人間になる心配なんて杞憂でしかありませんが)


そういう人のほうがかっこいいですからね。確実に。
ていうか小学生でもやっていることができないとか、恥ずかしくて僕はお嫁にいけませんよ



平成ベビーの会社員の皆様にも、ぜひそうあってほしいと思います。

後輩にはじまる目下の人間への応対をずさんなものにする意味とか、確実にありませんからね。
人間の程度を疑われるだけです(特に目上の人には媚びてたりすると)。




そして圧倒的後輩である若い会社員の人たちに、目上の人たちに対する挨拶について、考え方の指標を残します。



挨拶なんてしっ放しでいい。



別に返ってくるかどうかとか、どうでもいいです。

要はこっちの

「アナタを見かけましたよ、だから声をかけました、私からね」という遠回しな伝達ができればいい

わけです。


僕なんて、新入社員のときは会社の人かどうか判断がつかないことがよくあったので、全然会社に関係ない人でも挨拶をかましまくっていましたからね。

もはや挨拶の通り魔ですよ。

何回、訝し気な表情をされたことでしょう。
特にそれが女性だったときの顔に滲み出てくる不信感というか、恐怖心が、たまりませんでしたね。へへ。



とにかく、挨拶なんて、それくらいのもんです。
しなくて損することはあっても、して損するなんて、自分が恥をかくかどうかだけです。

しかもそのミス挨拶をしたところで、知らない人なんだからほぼ確実に二度と会いません。





僕の周りには普段がどんなに恐ろしくてもステキに挨拶を返してくださる人が多いので、見習っていきます。




安らかに。

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