平成ベビーの会社員。

「会社でうまく笑えない。」「会社対策会議」「戦略的・異性愛幸福論」など、ブログ内連載中。

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2014年8月1日金曜日

平成ベビーと「目上の人に対する挨拶」


武野です。

今日は挨拶について思うところがあったので題材にします。



新入社員研修などでは社会人としてのマナーを教え込まれます。
挨拶はおそらく最初に指導され、かつ重要度が高いものでしょう。


挨拶は一日のはじまり
気持ちのよい日は気持ちの良い挨拶から

など、小学校時代の標語が思い起こされますね。
(全然関係ないですけど特に友達も多くなかった僕からすると、あの多種の人間が押し込められて絶対王政を敷く教師に抑圧されるあの環境はとても苦手でした)


ちなみに僕はこの挨拶が結構苦手です。

というのもいざ挨拶をしなければいけないタイミングに出くわしたとき、「返ってこなかったらどうしよう」などと思い、躊躇してしまうからです。

気にしすぎ系人見知りの典型といえます。

どう考えても結論は「どうということもない」なわけですが、返ってこなかったときに自分が凹むことが分かっているので、苦手意識があります。



逆に「しなきゃいけない」という強迫観念にかられているので、僕は挨拶は大切にしているつもりです。


そんなところで考えるわけですが、

挨拶できない人っていますよね。


ここからは僕の個人的体験は述べませんが、知り合いに聞いてみても、それはそれは大勢いらっしゃるようです。


お前ら、マナー研修を受け取るんちゃうんかい、と。

学ばねーな、と。

その点だけでいえば新入社員のほうがよっぽど『会社員』しとるわ、と。



とはいえ、個人的にはしなくてもいいと思うんです。

「挨拶しなければいけない」「挨拶は素晴らしいものだ」なんて、そんな空気が漂っているだけですから、何か別の考えがあるのなら、それでいいと思います。
仮にそれで不利益を被るとしたら、本人なのですから、それは個人の都合です。



しかしながら、いるそうなんですよ。

相手を選んで挨拶する人が。


要は

目上の人には挨拶して、目下の人には挨拶しない

っていうね。


おかしいやろ。

どんだけ打算的やねん、と。

ていうか、後輩の同期飲み会とかで

「あの人、挨拶しねーんだけどww完全シカトwww意味不明wwかっこいいと思ってんのかなwww」

って悪口言われるだけだよ、と。



挨拶をしないことで何かのプライドを守っているのでしょうか。

別に挨拶なんて「うーす」でもいいわけじゃないですか、後輩からしたら。
何なら「ちょりりーん」とか「うぃっす、ふぃーす」とかでも僕は嬉しいですよ。


別に言葉を求めているわけじゃなくて、反応が欲しいだけですからね。

ていうか、無駄に相手を委縮させるだけです。
(この「委縮」っていうワードは別のところでも是非掘り下げたい)




考えてほしいんですよ。

後輩が目上の人に対してどれだけ勇気をだして挨拶をしているか。



後輩(あ!○○さんが前方にいる!)


後輩(このまま行ったらすれ違うなー)


後輩(ていうか既に視界に入っているよな……)


後輩(気付いてるかな?気づいてるよなー、やべぇ、もうけっこう近いぞっ)


後輩「お、おは、おはようございまっすっ……」



目上の人 チラッ スー(素通り)


後輩「…………」




聞こえ取ったやろ!耳垢の掃除しとる!?

っていうね。
そのあと後輩は30分くらいは悶々とするでしょう。


後輩からしたら、顔見知り程度の目上の人から元気な挨拶が返ってきただけで、結構テンションあがります。

それだけで評価だだ上がりですよ。
だってそれ以外に接点がないわけですから。




というわけで、僕は心に決めておるのです。

どんだけ年次があがっても、挨拶だけはちゃんとしよう、と。
(とはいえ僕は100%出世するタイプではないので目上の人間になる心配なんて杞憂でしかありませんが)


そういう人のほうがかっこいいですからね。確実に。
ていうか小学生でもやっていることができないとか、恥ずかしくて僕はお嫁にいけませんよ



平成ベビーの会社員の皆様にも、ぜひそうあってほしいと思います。

後輩にはじまる目下の人間への応対をずさんなものにする意味とか、確実にありませんからね。
人間の程度を疑われるだけです(特に目上の人には媚びてたりすると)。




そして圧倒的後輩である若い会社員の人たちに、目上の人たちに対する挨拶について、考え方の指標を残します。



挨拶なんてしっ放しでいい。



別に返ってくるかどうかとか、どうでもいいです。

要はこっちの

「アナタを見かけましたよ、だから声をかけました、私からね」という遠回しな伝達ができればいい

わけです。


僕なんて、新入社員のときは会社の人かどうか判断がつかないことがよくあったので、全然会社に関係ない人でも挨拶をかましまくっていましたからね。

もはや挨拶の通り魔ですよ。

何回、訝し気な表情をされたことでしょう。
特にそれが女性だったときの顔に滲み出てくる不信感というか、恐怖心が、たまりませんでしたね。へへ。



とにかく、挨拶なんて、それくらいのもんです。
しなくて損することはあっても、して損するなんて、自分が恥をかくかどうかだけです。

しかもそのミス挨拶をしたところで、知らない人なんだからほぼ確実に二度と会いません。





僕の周りには普段がどんなに恐ろしくてもステキに挨拶を返してくださる人が多いので、見習っていきます。




安らかに。

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