平成ベビーの会社員。

「会社でうまく笑えない。」「会社対策会議」「戦略的・異性愛幸福論」など、ブログ内連載中。

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2014年8月10日日曜日

会社でうまく笑えない。⑦ ~小学校の「シャーペン禁止」は会社でも?~


武野です。
まずは先に言っておきたいんですが、


G-SH○CKは最高のブランドです。

この記事を見てください。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1185254


タフネスという領域でこだわりをこれだけ突き詰めているブランドが世界にどれほどあるでしょうか。

日本のものづくりはすごいです。
カシ○さん、世界に誇るメーカーです。
(最近のG-SHOCKでデザインも進化しているので気になる人はオフィシャルサイト見てみると良いです)





ただね。


やはり合わないと思うんですよ、一般的なG-SH○CKとスーツって。

これだけは悲しいですが事実です。
社内で着けている人は「スーツに合わせる時計ちゃうやろ、ぷすす」と笑いものにされます。




しかしこのネジハラさんが着けていた時計は僕も実際に拝見したことがありまして、

少々武骨な雰囲気はかのブランドの味を残しつつ、メタリックで、スーツにもよく馴染むデザインでした。

(僕も個人的に購入しようと思って探し回りましたが既に絶版でした。残念)




上記の漫画はネジハラさんが実際に体験したエピソードです。



マナー講師による服装の講習を受け、現在の身だしなみチェックを行ったところ、ぱっと見でOKが出たのにG-SH○CKとわかったら「G-SH○CKはあかんわー」とこき下ろし始めたという謎に満ちたお話。



要は

『実質には問題がないのに、枠組みから外れていたらディスる』

ということです。





例えば、スマホ問題をよく耳にします。


時間をスマホで確認してはいけない、とか。

腕時計は機能的に言えば必需品ではありません。
スマホの多機能性の前には腕時計が太刀打ちできようはずないのです。



他には

・スマホでメモをとってはいかない

・スケジュール管理をしてはいけない

とか。
理由は不明です。

僕は腕時計もスケジュール帳も好きなのでこの点には苦労していませんが、機能性や効率性を追及する人からすればたまったものではないですね。





会社や仕事にはそういったものが溢れています。



退勤するのは偉い順、とか最たる例ですね。
早く帰れる人から帰ったほうがいいに決まっているわけです。

未だにそんな風習のある会社があると聞くことが驚きです。



メール作法でも同様のことがあります。
「メールの最後は『よろしくお願いいたします』で締めろ」など。「ありがとうございました」で締めてもええやないか、と。



言葉遣いにも多いですね。

これは僕が体験したエピソードですが、昨日のことを「先日」って言ったら

「昨日は昨日(さくじつ)だよーッ!ヒャーッ!」

とやたらテンションをあげながら指摘されたことがあります。

昨日は先日のなかに含まれているはずなので、僕は間違っていないのですが。






小学校のシャーペン禁止みたいですよね。


バトエン禁止なら理解できますよ。遊んじゃいますからね。
バトエンのおもしろさは、教室をアヘン窟と化すだけの中毒性がありましたから、あんな危険なものは持ち込んではいけません。



アヘン窟:社会の教科書に出てくる昔のアヘンを吸うためのお店)

バトエン:バトル鉛筆。ゆとり世代の青春。今も発売しているらしい。


今にして思えばシャーペン禁止は高級品などの盗難防止策かなと思いますが、小学生相手でも説き伏せられる教師にこれまであったことがないので、当時僕が会っていた教師は「ダメだからダメ」と考えていたのでしょう。



話がずれました。




理由なきルールはエゴである。


何かにつけ日本人はマイノリティになることを嫌がります(日本人以外もそうかもしれませんが)。
それが不文律のようなものになって、それに倣わないものは「悪」と認識されます。




確かに倣うべきことも多いと思います。

例えば「時計をしていない状態は異常」という通念ができあがってしまっている環境なり相手に対して、ノー腕時計を貫くのはマナー違反となります。

ていうか、そう捉えられます。

これはもうこちらがどう思っているかなどは関係なく、そうなります。



ですから


譲るべきことと譲らないべきことを明確化すること


が必要なわけです。

深く考え出したら、理由もなければ非効率だし、愚の骨頂ではないかと思うことが会社には溢れています。
ていうか社会には溢れています。


深く考えたほうが負けなんです。
意固地でいるやつが損をするようにできています。



そしてたいていそういった不文律の強制は年次を経るにつれて感じなくなってきます

それは「それがその人のスタイルだ」と周囲が認識し始めるからです。



ですから、それまでは基本的には倣っていく姿勢でいましょう。よく考えたらそうしても自分には不利益がないことが多いです。



しかし、もしも何か理由があって、自分の思うことを貫きたいことがあるならば、そうするべきだと思います。


なぜなら相手にはルールがないからです。
アナタは間違っていません。


しかし

「理由がないから倣わなくていい」は薄汚れた大人の世界ではほとんど通用しない

ということを覚えておきましょう。


そうやって受け入れてあげるだけの気持ちを恣意的に持とうとすることが、結果的に自分の心に安寧をもたらすわけです。



反発しなくていい方法ですから、特にコミュ障の人は楽ですよ~。いえい。







安らかに。



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