2012年10月13日土曜日
平成ベビーの会社員。
いま日本中がこんな感じです。
会社「来たぞー!平成生まれが入社してきたぞー!!」
2012年、昭和が終わって平成に突入してから23年が経ちました。
そうです。平成生まれ=平成ベビーが大学を卒業し、就活を経て、会社員になったのです。
日本全国がその異質な生物に対して、阿鼻叫喚しています。
会社「うわああ!平成生まれ、挨拶しねえええ!」
会社「ひー!ちょっと注意したら泣いたー!」
会社「飲み会こねー!」
会社「と、思ったら会社来なくなったー!」
会社「親出てきたー!」
僕が生まれたのは平成2年です。
それから22年が経過し、僕はいまサラリーマンになっています。
幼い頃から、「サラリーマン」という言葉をよく耳にしましたし、目にしました。
しかしながら、それなのに何故かその正体は判然としません。
多くのサラリーマンが、朝起きて、満員電車に乗り、午前中の仕事して、昼休憩にそばをすすり、午後の仕事をし、上司に怒られ、残業を少しして、飲みにいって、少し空いている電車に乗って帰ってきて、風呂に入って寝ます。
そして、月末にはお給料を貰います。
月曜日から金曜日まで、だいたいこのようなことを繰り返しています。
サラリーマンって何?
そんなふうに聞かれたとして、彼らはなんとそれに答えるのでしょうか。
上記したことをそのまま述べる人はいないでしょう。
多くの平成ベビーも、これがわかりません。
よくわかっていないのに、僕たちは確かに「サラリーマンという生き物」になっています。
(OLも含みます)
僕は平成生まれ、平成しか知らない世代です。
いま日本は平成ベビーが会社員になる時代になりました。
これから会社員になる人のほとんどが平成生まれです。
日本全国の会社、そしてサラリーマンの諸先輩方は、僕ら平成生まれに困惑し、辟易し、そしてこんな若者を生んでしまった世の中を嘆いていることでしょう。
「俺らの時代はこんなんじゃなかった」
そんな声が聞こえてきます。
平成ベビー「いや、俺らも戸惑ってるし」
多くの平成ベビーたちがそんなふうに思っていますが、なかなかその声は聴こえてきません。
僕たちは批判の対象にはなっても、褒められることはあまり多くありません。
何故かというと、誰かを叩いているほうがおもしろいからです。
『最近の若者すげー!偉い!』
そんな言葉をメディアで取り上げて喜ぶ人は、少数派です。
人間は誰かの悪口を言っているときが、楽しく、そして気持ちが安らいでしまうのです。
しかし、若者にはいつの時代でも、何かを声高に表現できる立場がありません。
というわけで、これから僕がこのブログ『平成ベビーの会社員。』を以てして、
社会ってなんだろうか
働くってなんだろうか
生きるってなんだろうか
を平成的視点から、考え、そして発信していきます。
決して日本全国にある会社という組織や、サラリーマンの諸先輩方への文句や批判をぐちぐち言ったりするブログにはしません。
そして僕個人の意見を述べることはあっても、体験を述べることはほとんど無いでしょう。
(だって会社にバレたらこえーじゃん)
平成生まれが会社員になりました。
多くの平成ベビーの会社員たちが、あと40年間、この生活を続けることでしょう。
(定年は確実に伸びているでしょうが)
平成ベビーの憤りや不満、そんなモヤモヤした気持ちを処理する一助になれば良いかなと思います。
月曜日が嫌で嫌でしょうがない。そんな平成生まれがいなくなることを願って。
安らかに。
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